空から降る一億の星 感想・OST
こんにちは!
YURAです。記念すべき初投稿は、2018年に韓国で放送された『空から降る一億の星』の感想を書いていきたいと思います。有名な日本のドラマのリメイク版ということで、気になってる方が多いのではないでしょうか。詳しく書いて行きたいと思います!
空から降る一億の星
孤独な男が初めて知った愛と幸せ。
数奇な運命に翻弄される男女。
少しずつ明らかになっていく真実に胸が締め付けられる、悲しくも美しいラブストーリー
引用元
韓国ドラマ「空から降る一億の星」公式サイト|ポニーキャニオン
こんなにも美しく悲しく胸が締め付けられ、視聴後も私自身が抜け殻になるほどキャラクターたちの気持ちを引きずったドラマは今までありませんでした。
本当に素敵なドラマなのでもっと詳しく書いて行きます!
キャスト・登場人物
『空から降る一億の星』は、2018年10月3日〜11月22日まで韓国のケーブルテレビtvNで放送された全16話のドラマです。
キム・ムヨン : ソ・イングク 「ショッピング王ルイ」
養護施設で育ち、大人になった今ビール会社の「アーツ」で働いている。人を愛したことがなく愛を知らない孤独な男。6歳から前の記憶がなく、右肩に火傷の跡がある。
ユ・ジンガン : チョン・ソミン 「この恋は初めてだから」
幼い頃に両親を亡くし、年の離れた兄であるユ・ジングクに育てられる。ジングクが本当の兄ではないと知っていながら、知らないふりをしている。広告会社で働いおり、ムヨンと同じく右肩に火傷の跡がある。
ユ・ジングク : パク・ソンウン
警察官。ジンガンのことを一番に考える良き兄。ムヨンのことを警戒している。
ヤン・ギョンモ: ユ・ジェミョン
精神科医。
脚本 : ソン・へジン
感想
※以下ネタバレありです。
世の中にはいろんな愛の形があるけれど、ただ幸せな恋愛をして、幸せな結婚をして、幸せな時間を過ごすことだけが、愛の形じゃないことをこのドラマを見て心から実感しました。
愛を知らないムヨンの前に現れたジンガン。良い人なのか悪い人なのか分からないミステリアスなムヨンが、ジンガンのために良い人になろうとするのは、見ていてとても嬉しかったです。
孤独なムヨンが初めて人間の心の温かさ、ぬくもりを知っていき、視聴側も安心して二人を見守ろうとしている瞬間、悲しい二人の過去がどんどん明かされていきます。
ムヨンの愛する人を辛い記憶から守りたい愛。
ジンガンの愛する人とどんなに辛い記憶でも寄り添って生きていきたい愛。
本当に残酷な運命の中、最後までお互いを守り懸命に愛した二人はかっこよかったです。
自分の人生をゲームだとしか思っていなかったムヨンが人間の心を取り戻したのは、ジンガンのために人を殺した時。人を殺したときを振り返って言ったムヨンの台詞
「あの時、僕は確かに人間の心だった。」
この言葉があまりにも重く、悲しく、暗く忘れられないセリフになりました。
最後はムヨンのしてきたことが全て自分に返ってきてしまい、二人一緒に銃で打たれて死んでしまいます。
幼い頃ジンガンにムヨンが初めて愛を教え、大人になり二人とも記憶はないけれど、ムヨンにジンガンが初めて愛を教える。
繋がっているように見える二人の火傷の痕も幼い頃ムヨンがジンガンをかばって出来たもの。
二人が暗い過去から手と手を取り合って、一緒に生きていく未来を想像したかったのに、その想像すら出来ない残酷な結末。
ムヨンとジンガンにとって本当に短い間の光だったけど、一生あのまま出会えないよりは少しは幸せだったのかなと思います。二人の笑顔がずっと続いて欲しかった。
そしてそして。
ソ・イングク演じるムヨンの似合いっぷり!
今までたくさんイングクのドラマを見てきましたが、少し影のある役も本当に似合いますね!
本当にムヨンそのものでした。
キャストはもちろん、一つ一つのセリフや音楽、映像が美しく、二人の感情を画面越しに上手に表していて、涙が止まらなくなります。
感受性が豊かな人は、視聴後私みたいに何日間も抜け殻になってしまうので注意です!
OST♪
- 별, 우리 (Star) ソ・イングク・チョン・ソミン
劇中もたくさん流れていたこの曲。
実は主演の二人が歌っています。
いまだに私は この曲を聞くと涙があふれてしまいます。
- Lost アン・ジヨン
- Someday イ・スンヨル
まとめ
いろんな感情を教えてくれた、美しくて、切なくて、温かいステキなドラマでした。
号泣してしまうので、次の日が大切な日は見るの注意です!
とてもステキなドラマなのでぜひ見てみてください!